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メンテナンスガイド

その2 フラットトップ・ギター編


自宅でギターを保管する際は、 直射日光の
当たらない、風通しの良い場所を選ぼう。

 フラットトップ・ギターの場合。毎日ギターを弾く人は、弦を緩める必要はない。本来はソリッド・ギターと同じ考え方がフラットトップ・ギターにも当てはまる。フラットトップ・ギターのボディ・トップは、本来弦のテンションによって振動しやすい状態となり、またそのテンションに十分耐えるだけの強度を計算して作られている。また、ギターにはある一定のテンションを与え続けた方が、楽器として適切に振動するようになると考えている。

 例外的なギターとしては、弦をチューニングするとボディ・トップが湾曲して浮き上がってくるような古くてデリケートなフラットトップの場合である。この場合は、ギター自体の構造にやや無理がある場合が多く、弦を張りっぱなしにしておくと、徐々に弦高が高くなってきてしまう。こういったボディ・トップが弱いギターは、若干チューニングを緩めておいた方がいいといえるだろう。しかし、前記同様ネックに関して言えば、チューニングを緩めることは、それ自体がネックに負担をかけていることも考慮する必要がある。同じようなタイプのギターとして、チューニングするとアクションが下がってゆくようなデリケートなボディ・トップを持つアーチトップ・ギターが挙げられる。

 車で楽器を持ち運ぶ方は、暑い時期は特に注意が必要である。楽器を車内に残したまま車を離れる時は、車内の温度がどうなるかを十分に考えてほしい。夏場には車内温度が50〜60°にまで上がることがある。こうした状況の中に数時間でもギターを置いておくと、致命的なダメージが発生してしまいかねない。できる限り、車を離れる時は日陰に駐車するか、楽器を持って行動するように心がけよう。

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